2011年9月24日土曜日

魔法少年クラリオン☆2 - クラリオンの魅力と変遷

クラリオン大集合!!

The Demon#7(1973), The Demon#4(1990), The New Batman Adventures#18(1998),
Young Justice Sins Of Youth#1(2000),  Seven Soldiers: Klarion the Witchboy#4(2005),
Batgirl#18(2011), Young Justice#7(2011)

先日の紹介でクラリオンはおしまいにしようと思っていたのですが、コミック読み進めていたらものすごい勢いではまっちゃってw

なので今回はまた違った方向からクラリオンを紹介します!

とりあえず70年代から今年にかけてクラリオンの登場するアニメとコミックを一通りみてきてまず目についたのがデザイン。

1973年の初登場時は中高生くらいの少年として登場。1990年のコミック「The Demon」でかなり幼いデザインで再登場して以来2000年ごろまで幼児クラリオンが続いていました。そして2005年のコミック「Seven Soldiers: Klarion the Witchboy」で再び少年の姿で登場。以降、クラリオンは少年キャラで定着します。

〈クラリオンのデザインの変遷〉

 少年(1973~)  幼児(1990~)  少年(2005~) 

間にある幼児期(1990~)が気になる…時代のニーズに合わせたものなのでしょうか?20世紀末はロリショタブームだったの??

←「Young Justice」のちびクラリオン

性格は普通にいたずらっ子って感じ。魔法でジャスティスリーグのスーパーヒーローたちを幼児に変えてしまいます。やっぱりロリショタブーム??

ジャスティス幼稚園w

で、今回のメインはそこではなくて!


私をクラリオンの世界に引きずり込んだのがBatgirl #18(2011)。

バットマンの助手として知られるバットガールのコミックシリーズです。今回のバットガールは赤毛のバーバラ・ゴードンではなくブロンドのステファニー・ブラウン。



〈あらすじ〉
ゴッサムシティーで殺人事件が発生。ズタズタに切り裂かれた男の死体の横には血塗られた足跡が残っていた。足跡を辿ったバットガールは血で魔法陣を描きながら呪文を唱える不気味な少年クラリオンを発見する。呪いの邪魔をしたバットガールを水晶玉に閉じ込めたクラリオンは呪いがダメになったせいで猫ティークルの行方が分からなくなったことを嘆く。ティークルに恋人(猫)ができたことに戸惑ったクラリオンは誤って化け物になる魔法をティークルにかけてしまい、そのままゴッサムシティーで行方不明になってしまったのだった。ティークルが人々を襲う危機にある中、ティークル探しを手伝うという条件でバットガールは水晶玉から解放され、早くも次の犠牲者の悲鳴を聞きつける。


レストランで食事をしていたカップルに襲いかかろうとする化け物化したティークルをバットガールがスタンガンでノッキングする。眠ったティークルを水晶玉に収め、ティークルの魔法を解く方法を思案するクラリオン。ティークルの恋人(猫)を探し恋を成就させて魔法を解くため2人は魔法の街リンボタウンへ。バットガールが魔女で無いことがバレて住民から追いかけられるものの無事猫のカップリングに成功。ゴッサムシティーに戻った2人はバレンタインデーの雰囲気に酔いしれるカップル見物に仲良く夜の町へくりだす。


このクラリオンが可愛くて、可愛くてwww (*´∀`*)モダモダ

作中の絵のタッチは普通のコミック塗りのページ(主にゴッサムシティー)と水彩画のようなページ(主にリンボタウン)と分かれています。確かに都会のゴッサムと時代遅れのリンボタウンの差ははっきり描き分けてほしいところ。特に水彩パートがリンボタウンの雰囲気と合っててすごくいい感じです!

クラリオン「ぬこぬこちゃん待って!!!」

ちなみに下絵はDustin Nguyen氏、色塗りはGuy Major氏が担当。


そして絵柄以上に気に入ったのがコミックに描かれるクラリオンの性格。

悪役ばかりやってきたクラリオンをよくこんだけ可愛く書き上げたなぁと思います。

魔法やらなんやら言ってることはステファニーにとって意味不明なものばかりだけど、あまりに素直過ぎてなかなか憎めない!




そんなクラリオンの魅力に胸がキュンキュンしてしまった今日この頃です(*´ω`*)❤

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