ブラックアダム「オレ様の出番ktkr」
クラーク「今、大事な話をしてるとこだ。帰れKY」
←今回のビリー(Billy Batson)。昔は円らな黒い目に割れ顎でしたが、近年のビリーはキレイな青い目に分け目のあるフサフサな髪が多いようですね。
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以下、作品のレビューです!
幼くして両親を亡くしたビリーは、養子になったり孤児院に入ったりしますがどこへ行っても折り合いが悪く、今はぼろアパートで独り暮らしをしています。
そんな保護者のいないビリーですが、頼もしい友達がいるんです。孤児や少年ホームレスの記事を書く新聞記者クラーク・ケント。彼はご存じのとおりスーパーマンの正体です。これはホントに頼もしいwww
イケメンなクラーク❤
亡くなった両親との約束どおり良い人間であろうと努力するビリーですが、正義感が強いため他人の問題に首をつっこんでしまうこともしばしば。冒頭でも黒人ホームレスのおじさんに絡むチンピラを追い払おうとして逆にビンタされてしまいます。「Leave him alone!」と言って、逆に痛い目に合うのは無印ベン10のベンと同じですねwww
しかも、助けたホームレスのおじさんに「金貸してくれ」と言われて、電車賃を貸しちゃって大損なビリー。
ビリー「死んだパパとママは、人に良いことをしたら、そのぶん自分にも良いことが返ってくるって言ってた。でも、今の僕は悪いことだらけだ。」
ケント「正しい人間でいるのは難しい。悪いヤツになる方が楽なんだ。」
そんなビリーのもとへ、魔法を悪用する悪者ブラックアダムが現れ、いずれ偉大な魔法使いシャザームにヒーローとして選ばれるであろうビリーの命を狙います。理由も分からずブラックアダムに追い回されるビリー。スーパーマンも駆けつけますが、アダムの魔法の稲妻に苦戦します。
そこへ現れるのが、さっきのホームレスのおじさん!実は、このおじさん魔法の虎タウニー(Talky Tawny)だったんです。命からがら逃げるビリーはタウニーからもらった魔法のコインを握りしめて線路へ!!このシーンはスリルがあって非常に良い場面です。
魔法列車に乗り込んだビリーはそのままシャザームのいる洞穴へ。ここでやっとキャプテン・マーベルになる力をもらいます。スーパーマンも協力して、アダムを権勢しますが、ズル賢いアダムはダムを破壊してスーパーマンの注意をそらし、町の住民を人質にしてキャプテン・マーベルに変身を解かせます。
今まで怖いことにも辛いことにも独りで耐えてきたビリー。体の小ささゆえに救うことのできなかったものも多くあったことでしょう。アダムが罪のない住民を殺そうとしたとき、ビリーの恐怖は限界を超え、アダムを殺そうという考えで頭がいっぱいになります。
「No more! No more! No more!」
キャプテン「ボクは強くなったんだ!」
スーパーマン「なら、強くあれ。そして正しいことをするんだ。」
スーパーマンの静かな言葉にキャプテンは我を取り戻します。うわわわぁ、スーパーマンかっこいい!頑張るキャプテン大好き!!
てなわけで、スーパーヒーローの仲間入りを果たしたビリー少年。
チンピラ「ほら、言いたいことあんならさっさと言えよ。一言だけだぞ。」
ビリー「シャザーム!!!」
初期のコミックでは、少年が圧倒的パワーで悪い大人を倒す爽快さが描かれていましたが、今回のアニメでは社会的にも、肉体的にも弱い少年の恐怖や苦悩、そしてそれを乗り越える強さがうまく表現されていました。
キャプテンが好きな人にも、スーパーマンが好きな人にもお勧めです!
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